2007年01月24日
vol.105 ヤーコン製品の開発秘話を書きたいと思っています
どんな製品開発にも、多くの失敗と少しの成功の物語があるはずです。
誰もやらなかったヤーコン製品開発について、私なりの体験を書きたいと思っています。
タイムリーで幸運な人に出会うこともあり、とんでもない悪い人に出会うこともあります。
わくわくする興味ある化学変化(現象)に出会うこともあり、機械的な実験も多いものです。
生産に適合した設備機械に行き当たることもありますが、無駄な機械を買うこともあります。
初めから正解はわからないものです。
これまで物づくりの研究段階での体験話はかなり書いてきたように記憶しています。
しかし、生産段階でのさまざまな体験に関しては、余り触れないできたように思います。
試験的な小生産設備から、本生産設備(これも規模により数段階に分かれる)のこともあります。
また、自社で設備を持つか、委託生産にするかの選択段階でも色々問題が発生します。
規模が大きくなるにつれて、お金の調達で苦労もします。
最後の大規模生産を除き殆ど全てを経験してきました。
実験室段階では自分の知識と経験と勘により大部分解決でき、全ては自分次第で進みます。
開発が進むにつれ、商品として販売する段階から急激に多くの人の力を借りるようになります。
人には二種類のタイプがあります。積極的に前向きに何とかやれる条件を考えるタイプの人と、
できない理由、断る理由を先に考える、責任を取りたくない人とに分かれます。
前者に会える確立は発明と同じように、千人に一人いるかどうかでしょう。
そこに一番の大きな壁があり、いい人に出会って初めて成功物語が生まれます。
投稿者 wada : 15:41 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月17日
vol.104 これまでの農政は間違いではないでしょうか?
農産物、特にヤーコンを食材に製品開発を進めて十数年が経ちました。
この間、原料調達に奔走し、当初は休耕田での栽培にも積極的に挑みました。
このことが結果として我が社の事業の足を引っ張ることとなりました。
食生活の欧米化によりパン食が増え、政府は減反政策を余儀なくされてきました。
一方でこれとは矛盾する田んぼの大規模化を進め、土木工事を全国的に続けてきました。
以前から私は「これは農家の為ではなく、土建業を支援している」と疑問に思っていました。
全国のヤーコン栽培地を歩き回って気づいたことは、田んぼではなく全て水はけの良い
傾斜地での栽培だったと言うことです。田んぼを活用する私の努力は徒労に終わりましたが、
田んぼを大規模に整備する農政はなんだったのかと、先を読む力のなさに呆れます。
今後は、大規模化した田んぼに麦や大豆や根菜類を含めた野菜、果樹を栽培する為に、
水はけの良い傾斜を持った畑に変える土木事業を日本各地で始めることでしょう。
国の補助金で作った農産物の加工場も遊んでいる現状を見るにつけ
農業の再生と農家を育成できる政策を真剣に立案してもらいたいと切に願うところです。
只今コメントの受付ができません。
ご了承ください。
投稿者 wada : 15:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月12日
vol.103 新年互例会に参加して思うこと
今年も経済人の新年互例会に参加しました。
地元の政治家、行政のトップ、企業経営者及び管理者など多数出席していました。
お屠蘇気分も手伝ってか、皆さんが活力を持ち輝いているやに見受けました。
この中に真の企業家はいるのだろうかと自問し、参加者名簿で確認しました。
苦労した企業家がいれば、名前を聞いたことがあるはずです。
確認を終えて殆どが経営者であり、経営管理者だと受け止めました。
私の住む都市は「人と自然がきらめく都市、自然敬愛都市宣言」をしています。
美しい自然に恵まれた環境を自慢にしていますが、輝く人がいてこそ自然が生かされます。
「輝いた人とはどんな人をさすのか」と私なりに考え込んでしまいました。
高学歴の人が沢山住んでいても、輝いた人とは言わないでしょう。
地方で活躍する世話好きな人も大事ですが、全国的に知られた企業家であり、学者
、思想家、作家、画家、音楽家などの住む都市でありたいと互例会で思ったことです。
それではじめて輝いた都市と言え、そうでなければ言葉だけに終わることでしょう。
新しい物づくりは苦しいことばかりで、心に秘めた情熱と忍耐なくしてはできません。
多くの困難な壁を打ち破り、成功体験を持った人こそ輝いた人と言えるでしょう。
只今、コメントを受け付けることができません。
検討しておりますので、ご了承ください。
投稿者 wada : 09:32 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月04日
vol.102 新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
今年もまた本欄でのお付き合い宜しくお願い致します。
昨年12月は一度もペンを握れませんでした。
東奔西走で机に付く時間がなく、かつ
10周年記念イベントや新事務所への引越しなどに追われ、賀状さえ書けぬ有様でした。
今年は私にとってヤーコン事業の集大成の年と考えています。ヤーコンが本来持つ特性、即ち
果物のような特性を生かし、ヤーコンを中核にした七色の野菜ジュースの販売が最終目標です。
果物は肥満に直結する甘みですが、ヤーコンは肥満にならない甘みである点に違いがあります。
昨年11月に思想体系をまとめ特許を申請しました。
野菜由来の色素により効能別に色分けされた色彩豊かな野菜ジュースの提案です。
「渡辺さんの考えはビジネスモデル特許になる」と励まされたのがきっかけでした。
振り返れば、「ヤーコンを食材とした山口県の名産品を作る」が私の出発点でした。
最初から意識していたわけではありませんが、長州ヤーコン麺と長州ヤーコン酢の二つが
それを意識して名づけた製品でした。長州時代の元気を取り戻してほしいとの願いもあります。
ヤーコンの存在なくしてはできない製品、それが七色の野菜ジュースです。
ヤーコンの頑固で強力なアク、光にも熱にも強い緑色の色素あっての七色のジュースです。
果物で美味しくしたこれまでの野菜ジュースに代わる本格的な野菜ジュースの誕生です。
美味しい七色の野菜ジュースが子供の野菜不足、肥満防止、健康増進に役立てそうです。
「万事お金」と、お金を求めて行動する若者と一線を画して、今年も物づくりに励みます。
これこそが生き甲斐であり、そこに働く意味があると思っています。

