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2006年10月30日
vol.99 自分で考える力はどうしたら身につくのだろう
今、教育問題が政治課題になっています。
いくら議論をしても尽きることはなく、個々人の思いは色々でしょう。
ゆとり教育、週休5日制が実行されても間違いだったと誰が言うでしょう。
正解は1つではなく、たくさんあって、皆もっともらしく聞こえます。
工学部志望者は、この10年間で半減したようです。
私が受験した昭和35年頃は、工学部への期待も大きかったものです。
5教科8科目の勉強は大変でしたが、それが当たり前の時代。
要は知識ではなく、強い精神力と、自分で考える力が求められました。
自分で考える力は、どうしたら養われるのでしょうか。
戦争で勉強もろくにできなかった先輩達が企業を先導してくれました。
戦地で、戦地に出かける途中で多くの仲間を失った先輩達です。
そのような悲惨な体験が瞼から離れず、彼らを強くしたのです。
私の経験でも困難に直面する度に考える力が身についたと思います。
壁に突き当たり悩み、苦労して乗り越えることで考える力はつくのです。
知識は教わらなくても、日々の自らの努力の中で得ることができます。
土曜休みは論外で、若いうちから自ら求めて苦労することです。
投稿者 wada : 09:27 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月13日
vol.98 県単位での産地表示に困惑しています
食品原料にも産地表示義務があり、最近、県単位での表示を求められます。
私も国産にはこだわってきましたが、県単位表示は困る場合が多いのです。
産地の事情で栽培を縮小する場合があり、表示した箱が使えなくなったりします。
地産地消が理想とはいえ、消費者にとっては国産も県産も大同小異でしょう。
ヤーコンは現在、日本全国で栽培されています。北に行くほど結果良しです。
関東や北海道でも栽培してもらっていますので、比較できるようになりました。
また、日本人がインド、インドネシア、フィリピン、中国などでも栽培しています。
しかし、日本の農業を守る為、私自身は海外から輸入する気はありません。
ヤーコン生芋は極力産地から直送し、県単位での表示に努めています。
加工製品に関しては、各県から集る芋を一括加工しますので表示は無理です。
お茶の場合も県をまたがったり、ハマ茶の鳥取県産が岡山県産に変わり、
また、桑の葉が山口県産、広島県産が島根県産に変わったりします。
このような産地表示は消費者にとって、とても大切な情報ではあります。
しかし、加工製品の場合は、多数の原料をブレンドすることもあって、
また、何かの事情で急に入手先の変更を余儀なくされる場合もあり、
生産した県の表示は正確度、厳密性を欠き正直なところ困っています。
投稿者 wada : 18:14 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月02日
vol.97 美味しすぎるパンに異議あり
最近私は、「日本のパンが必要以上に美味しすぎる」と気づきました。
添加物のない体に良いヤーコン入りパンの開発を経験して分かった事です。
ヤーコンパンがパン業界にさほど関心をもたれず、なぜだろうと考えました。
パンに飲み物があれば他に何も要らないほど美味しいためだと理解しました。
我が家の朝食は、私はご飯党。妻と子供達はパン党です。孫たちもパンです。
食パンにバターとジャム、それに牛乳とハムエッグを作る程度で野菜はゼロ。
「主婦は忙しい。朝からおかずを作っている時間はない」と云うわけです。
料理の腕前を発揮するのは夕食だけで、野菜不足は当然の成り行きでしょう。
ヤーコンパンを開発したパン屋さんとは別に、同級生のパン屋の社長がいます。
スーパー向けから学校給食、それにお菓子まで手広く事業を展開していました。
同級生のよしみもあって、パンの配合表を見せてもらいました。
化学品を含め添加物の多さに、化学屋としてただただ驚くばかりでした。
戦後、パンの需要増に反比例してお米の需要は減少し農家を苦しめてきました。
美味しすぎるパンによって、野菜不足と肥満が増大しているとしたら問題です。
野菜不足、肥満の解消に加え、日本農業再生の名案(?)を描いている私です。
「何事もたった一人の構想から始まる」と信じ、企業連携を模索する毎日です。

