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2006年08月01日

vol.87 靖国問題での評論家の話に遺族の1人としてうんざりです


先の戦争で4人の男子を同時期に失い、母子家庭となった無念さを私事として本欄にも書きました。
この度、昭和天皇のA級戦犯の合祀に不快感を示された言葉が公表され、メディアが急に華やいでいます。
新聞、テレビ、雑誌に識者が登場し、「上記の言葉は天皇の真実の言葉ではない」とか
「一国の総理は靖国に毅然として参拝すべし」と大半の人が述べています。

昭和天皇には当然戦争責任があります。同時に戦争を指導した人達には責任を取ってもらわねばなりません。
A級戦犯の中には1億総玉砕を指導し、300万人以上の国民を死なせた責任があります。
赤紙1枚で戦場に駆り出され死んで逝った者と、勝つまで戦おうと指揮した者を一緒に祭る靖国など考えたくありません。
戦争責任を強く感じ平和を願った天皇が、A級戦犯を合祀したが故に靖国参拝を中止したのは明らかです。

別に追悼施設を作る話も政治課題として延々論議されています。
幾ら議論をしてみたところで再び靖国問題に返り、堂々巡りをして結論を出せないで終わることは確実です。
靖国問題は国内問題であり、神社の問題であり、かつ遺族会の問題でもありましょう。
遺族会の会長である古賀誠さんが、A級戦犯の分祀に立ち上がられた勇気に拍手を送りたいと思います。

投稿者 wada : 2006年08月01日 11:07

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