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2005年11月28日

vol.42 ほのぼのと温かみの伝わる天皇家の会話

天皇家の結婚式の模様が各テレビ局から詳細に放映されました。
家内と長女がチャンネルを変えながら繰り返し見ていました。
何度見ても良いらしく顔面喜々としています。


ニュース番組以外は余りテレビを見ない私も、この時ばかりは付き合って見ることとなりました。
確かに天皇家の家族の会話は言葉が美しく、親と子の交わりに温かみを感じます。
私の子供の頃の家庭は多かれ少なかれ天皇家のような親子の関係があったように思います。


今年は小泉劇場に誘い込まれ、多数の国民が思考停止状態になり、理を忘れて情緒的になりました。
その上、「自民党をぶっ壊す」、「殺されても良い。解散する」など、物騒な言葉が繰り返しテレビに流れました。
激しい生き様をする人だけに期待は大きいのですが、副作用も大きいようです。


それだけに天皇家の親子の会話、立ち振る舞いは日本の女性の心を和ませ安堵させたに違いありません。
加えて女子マラソンの高橋尚子さんが完全復活を果たし、殺伐とした社会に住む私達に元気を与えてくれました。

激しい生き様を敢えて求めて生きてきた私です。
家族を含め周りに多大な迷惑をかけてきたであろうと小泉劇場を見ながら自戒することしきりです。
また、テレビのニュース番組を見ないように心がけたいと考え始めています。
心の痛むことばかりが多すぎます。

投稿者 wada : 15:03 | コメント (120)

2005年11月16日

vol.41 私がヤーコンにこだわる理由

技術者の役割を改めて考えてみたいと思います。

技術、社会、経済、生活環境は常に変化をしています。
技術者はこれらの変化を読み、今後社会が何を求め何を必要としているかを考えます。
その上で、これを満たす新製品を構想し創造します。

私はガンをなくし、生活習慣病を撲滅し、肥満を防ぐ事に着目しました。
一方で子供達が野菜を食べなくなった。
生活習慣病になる年齢がダンダン若くなるだろうと予測されています。
外食が増えることも野菜不足につながります。

野菜を美味しく食べることと、病気の予防が両立できれば問題解決の第一歩になるかもしれません。
実はアメリカ国立ガン研究センターが出した「デザイナーフーズ計画」が、このことを目指したものでした。
植物にはそれだけの力があるのです。

私は「ヤーコンがこれに応える有力な野菜である」と直感しました。
それでヤーコンの製品化研究を始めたのです。
実験を進めるほどにヤーコンの取り扱いの難しさを知りました。
そのことが反って研究に情熱を持つこととなりました。

ヤーコン生芋からきれいな緑のジュースと黄色いジュースができました。
その両方を特許取得できました。
これらのジュースは整腸作用が強力で、お通じを良くし腸の掃除役を果たします。
その上、他の野菜ジュースにブレンドすれば、すべて飲みやすい美味しいジュースに変わります。
緑と黄色があるから出来ることでもあります。

「独自技術を作る」ことも技術者の大切な役割でもあります。

投稿者 wada : 09:59 | コメント (660) | トラックバック

2005年11月10日

vol.40 薄ら寒さを感ずる昨今の日本

「人生は重荷を背負って坂道を上り続ける如し」
と思うほど苦しいことが多すぎます。物づくりも同じです。
99%の失敗の上に1%の成功があり、99%の汗と努力の上に1%の閃きが生きてくるほど、
物づくりはしんどいものです。


このところ殺人事件や自殺者多数に加えて、親が子を殺し、子が親を殺す風景があり、
又、社会に馴染めず働けない若者が急増している社会です。これはとても悲しいことです。


それよりも国民が拍手を送った小泉劇場や、
IT企業のM&Aの中にも、はてなと思う風景があります。


先の選挙は倒閣運動であり、それに対応して解散したと総理は言います。
刺客を送り反対派を抹殺します。
これをメディアは毎日熱狂的に報道を繰り返しました。
「小泉さんは何かやってくれそうだ」と、自民党嫌いの私の仲間も応援に回りました。

ただ私は今も心に引っかかるものがあります。
苦労せず初当選した議員がすぐに大臣になったり、幹事長代理になったりします。
大臣は皆総理に従順に振舞います。
テレビの評論家達は郵政反対派議員を先の読めない無能政治家だと断定します。


IT企業も時間をかけて築き上げた文化の違う企業を買収しようとしています。
インターネットは手段であって、
中身は地道に店舗を作って活動してきた銀行、証券、保険、旅行、広告などの業務による利益のはずです。


汗を流して自分の顔を作ってきた人たちの純粋な笑顔、控えめな笑顔に比べて、
ふてぶてしい笑み、苦笑いがテレビの映像を通していつまでも残像として心に残ります。
殺し合う悲惨な戦争映画を見てしばらく眠れないそれに近いものです。


日本が世界一の借金大国となり、自然破壊の進む中で、何とかせねばと努力する人々だと思いながら、
殺伐とした社会、戦争を是とする社会、貧富の差の拡大する社会の負の面を感じます。


かつて勤勉を美徳に思われていた日本人は過去の話になりそうです。
こんな世なればこそ、偉大な思想家、哲学者、宗教家に出てほしいと叫びたくなります。
それでも私は愚直に物づくりにこだわろうと思います。

投稿者 wada : 10:26 | コメント (2)

2005年11月07日

vol.39 友の急逝で改めて人生を考える

去る10月末、小中高を一緒に学んだ近所の友人が急逝しました。

当日、夫婦で畑に出て作業中に、バッタリ倒れ、心臓停止で帰らぬ人となったといいます。
とても強いショックを受けました。
高校の校長を最後に、退職後は、野菜や果物作りを楽しんでいました。

友の急逝を機に、改めて人生を、そして死を考えました。

私は浄土真宗の総代をしている関係上、お説教をよく聞きます。

「人間は神の化身として生まれてきたのではないか。」
無限に近い生き物の中で、極限られた人間に生まれたこと、
加えて、緻密な思考力・創造力をもっていること。これが、神の化身だと考える所以です。

もしそうだとすれば、すべての人間は、それぞれ使命、役割をもって生まれてきたはずです。
どんな使命を与えられたか気付くのは大変ですが、
使命が終われば神のもとへ帰るのは自然でしょう。
寿命の長短は使命の違いによるのかもしれません。

人間の寿命は遺伝よりも、美味しい空気と水、
そして自家菜園のできる少々の大地に恵まれる事が大切です。
体に良い物を食し、悪いものは極力避ける強い意志がいります。

常に理想を持ち、実現したら、また次の理想を探し求め、苦労して汗を流す。
強靭な体と心の両面を持っていれば、長寿をまっとうできるように思います。

私はものづくりに汗を流すために生まれてきたと考えています。

“人生はすべて心の持ちよう、有り様で決まる”と思いながら、毎日を精一杯生きています。


投稿者 wada : 11:29 | コメント (1)


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