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2005年10月05日
vol.37 休耕地を大型牧場に変えた成功事例はないでしょうか
ドイツを旅していた時、荒れた土地の少ないのに驚きガイドに質問をしました。
「どうしてドイツは荒廃地が少なく、手入れが行き届いているのでしょうか」と。
「荒れた土地があると、おまわりさんがやってきて、綺麗にしましょうと声をかけるのだそうです。
すると住民はこれに応えてすぐ耕すようです」との答えが返りました。
最近、日本の農村の耕作放棄地を見ると、いつもドイツやフランスのことを思い出します。
ヤーコンの栽培農家を回り始めて10数年が経ちます。
最初は田んぼの大規模化工事が至る所で見られ
どうしてお米あまりの中で田んぼを広げるのかと疑問に思ったことでした。
その後耕作放棄地が増え、
セイタカアワダチソウなどの雑草が気になるようになりました。
「これらの休耕地をヨーロッパのように雄大な牧草地帯に変えられないのだろうか」
「ここに牛などを放牧し、のどかな牧場に変え観光地にするか、
新たに畜産業を始めて地域お輿ができないのだろうか」
「もしも障壁があるとすれば、個々人が所有する農地の集積が難しいか、又は、農政の規制の問題か」
などと勝手に考えます。
私がもう少し若かければ、この問題と真摯に取り組み、
農地の所有者と利用者の共存共栄を図るのだが・・・・
と思考する日が多くなりました。
ヨーロッパと日本の農と食に関する文化の違いをしみじみと感じます。
また、お金を転がせて儲ける人は偉く、
汗をかいて生きる人を蔑視する価値観・勤労観が今日の社会のどこかにあるように思います。
投稿者 wada : 2005年10月05日 16:39

