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2005年09月26日
vol.35 食料自給率向上に秘策あり
エネルギー問題と食料自給率向上は日本にとっての最重要課題です。
農産物に事業基盤をもつ関係上、私なりに解決策を提案してきました。
国別の食料自給率を見ますと、
フランス(132%)、アメリカ(125%)、ドイツ(96%)、
イギリス(74%)、スイス(61%)、日本(40%)と、
先進国の中で著しく低いことは誰でも知っているところです。
さらに、主食となる穀物の自給率はたった28%です。
中身を見てみますと、
米(95%)、小麦(11%)、豆類(5%)、野菜(82%)、
果実(44%)、鶏卵(96%)、牛乳・乳製品(68%)、肉類(53%)、
魚介類(49%)などです(平成13年度)。
これらの数字から分かるように、小麦と豆類などの穀物と、
鶏肉以外の肉類の自給率を上げることで大幅に改善することができるはずです。
そこで私は2つの提案をしているところです。
1つは、ヤーコンを全国に普及し、合わせて小麦と大豆の生産を拡大すること。
今1つは、荒廃地や未耕作地を牧草地に変えて放牧し、田園風景を豊かにしたらとの提案です。
現在、パン用小麦はすべて外麦(190万トン/年)です。
外国産小麦はグルテンを12%も含有する一方で、
国産小麦は8%と少なく、この差がパンの膨らみに影響します。
私たちの研究で、国産小麦にヤーコン搾汁液を20%以上加えれば、
外麦同様に膨らむことが分かりました。
又、豆乳にヤーコン搾汁液を加えると、
美味しい調整ヤーコン豆乳飲料が出来上がります。
自然100%の新しい健康飲料として普及させ、大豆の栽培意欲向上に結び付けたいものです。
このような私たちの提案は、日本の農業の活性化と食糧自給率の向上に役立つことは確かです。
しかし、理論通り実験通りに事が進まないのが世の常。
特に保守的な食の世界。
安くて使い慣れた外国産小麦でいいよとの業界の言葉が聞こえるようです。
時間はかかりますが徐々に賛同者を増やしたいと思っています。
投稿者 wada : 2005年09月26日 17:12

