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2005年07月08日

vol.19 緑色ヤーコンジュースの発明と緑色色素の解明

“ヤーコン芋が美しい緑色のジュースになる”

といえば、皆さんも少々驚かれることでしょう。

ヤーコンをすりつぶすと、徐々に緑色が現れます。
しかし、すぐに褐色となり緑色は消失してしまいます。

何事にも徹底してこだわる性格から、
緑色がどうして発現するのか、また緑色色素はどんな物質なのか
解明したいと考えました。

そのためには、緑色の色素を分離して、
構造を決めることが必要です。

しかし、分析機器の少ない小企業には無理な話です。

そこで、山口大学農学部の梶原教授に共同研究を申し込みました。
先生は、ヤーコンの色の変化と鮮やかな緑色に興味を示され、
地元企業の発展のために立ち上がってくださいました。

そしてついに緑色物を単離し、構造を推定できたのです。

この間、平成16年2月から、平成17年3月まで丸1年を要しました。


その結果、緑色色素はヤーコン中の、ある種のポリフェノールと、
一級アミノ酸が結合した物質であることが判りました。
同時に条件次第で、アミノ酸を遊離できることも判明しました。

今日、産学連携の重要性が叫ばれています。
大学の先生が持っておられる知恵と技術なくしては、
新しい高度な製品は生まれにくいでしょう。

ヤーコンの緑色ジュースは特許に守られています。

またこれに有機酸を加えてできる、黄色いジュースも
緑色ジュースあってのものなのです。

ものづくりは楽しく、不思議な現象はそのきっかけとなります。

投稿者 wada : 2005年07月08日 14:49

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