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2005年07月01日
vol.15 私の戦争体験
戦後60年を迎えた今年、
先の大戦にかかわる報道がしきりです。
私自身も悲惨な体験をした1人で、
この戦争には運命的なものを感じています。
私が生まれて3ヶ月後に、慮溝橋事件をきっかけとする
日中戦争が始まりました。
また、妻が生まれて丁度1ヵ月後に、太平洋戦争に突入しました。
そして終戦の前日の8月14日、
家の近くにあった光海軍工廠が爆撃を受け、多くの人が犠牲になりました。
B29が飛来するのを度々目にし、
防空壕にその都度、逃げ込んだものです。
戦争が始まって終わるまでの4年足らずの間に、
戦死を含め、祖父と父、父の弟2人の男性4人が亡くなり、
あとに残されたのは、祖母と母、私に弟と、女子供だけの家族になりました。
戦後の混乱期に成人男性のいない家庭は、いじめの対象でもありました
(農地改革、お米の供出割当時など)。
私が大学を出て、社会人になるまでの間は、
経済的な苦労が絶えなかったと思います。
早く一人前になって
家計を助けたいとの強い思いの中で、学生生活を送りました。
子供の頃の苦しい体験のお蔭で
社会人となっても、ハングリー精神を持ち続けることができました。
戦争さえなかったら、家族揃って幸せに過ごせたのにと思ったものです。
世の中が平和で、家族が互いにいたわり合い、助け合い、
その上で生きがいのある“ものづくり”に存分力を発揮できれば、
これで十分幸せだと思いますが、いかがでしょうか。
投稿者 wada : 2005年07月01日 15:41

